
『ゴールデン・リング』−メイキング・オブ・レコーディング−ショルティ&ウィーン・フィル、ニルソン、他
これは有名な演奏、ショルティによるワーグナーの「ニーベルングの指環」の録音セッションを撮影したドキュメンタリーです。1965年の映像。
まず見物は若きショルティの指揮ぶり&往年のワーグナー歌手たち(ニルソン、ヴィントガッセン)の姿。なにせディースカウが若手ですから。(彼らの姿を見ると現在のワーグナーの歌手は小粒に感じます)
途中で登場するサプライズゲストには笑いましたが。
当時の録音セッションがいかに大変だったのかが分かるシーンが数多くあります。15分1セッションを継ぎ足して録音していく様子、別会場で演奏する角笛(音の遠近感もなるほどといった感じ)、録音の指示を出すジョン=カルーショウなどなど。
このセッションを継ぎ足して録音するというスタイルを見ていると、本番一発勝負のクナッパーツブッシュがこの録音を指揮しなかったのは分かるような気がします。それに対してショルティは指揮、行動共にエネルギッシュです。
世紀の録音である「ニーベルングの指環」がいかにして作られたかがよく分かるドキュメンタリーです。やっぱBBCの作るドキュメンタリーはおもしろい。
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