2007年11月30日

レコ芸12月号読者チョイス・ベートーヴェン/交響曲第7番

「究極のオーケストラ超名曲」ベートーヴェン 交響曲第7番


第1位





カルロス・クライバー指揮 ウィーン・フィル<1976>

個人的にはクライバーの演奏で一番の失敗作?o?b?h?i???????????j

彼特有のスポーティーなスタイルや引き締めたアンサンブルがマイナスに響いていると思います。シャカシャカした感じがして残念です。何回も繰り返し聴きましたが印象は変わらないですね。でも世の評価は高いんですよね(自分って耳悪いのかな?)



第2位





フルトヴェングラー指揮 ウィーン・フィル<1950>

フルトヴェングラーならではの重量感あふれる演奏。非常に説得力がある素晴しい演奏で、録音が古くなったと感じる現代でも充分に通用する演奏だと思います。


第3位





カルロス・クライバー指揮 バイエルン国立O<1982> ベーム追悼ライブ

上記のウィーン・フィル盤とは違ってライブ録音のカルロスの演奏は凄いです????????

細かいミスはありますがこれだけ推進力のある演奏はカルロスならでは、演奏時間的にはこれより速い演奏はありますが、聴いているうちにあっという間に終わるという意味では最速かも。



第4位

fl_be7.jpg

フルトヴェングラー指揮 ベルリン・フィル<1943> ライブ録音

第二次世界大戦中のフルトヴェングラーの演奏は時代背景もあってか何か背後に背負った重いものが感じられます。特にその傾向はベルリン・フィルとの演奏の場合は顕著に表れております。フルトヴェングラーはライブの方が熱い演奏をするのも重なってもの凄い演奏となっております。録音もグラモフォン盤のこちらの方が個人的には好みです。



第5位





ラトル指揮 ウィーン・フィル<2002> ライブ録音

現代の指揮者からはラトル盤が選ばれています。非常にキビキビした演奏で軽快な演奏です。ただ個人的にはラトルが指揮する他のベートーヴェンの交響曲の演奏に比べると普通のような感じがします。


個人的にこの曲の他の演奏でよく聴くのは、古いのなら無骨なクレンペラー指揮の演奏、新しいのなら鮮烈な印象のパーヴォ・ヤルヴィ盤などでしょうか。他にはカラヤン盤(1978LIVE)なども結構印象に残っています。





クライバーに関してはコンセルトヘボウを振ったライブビデオが一番気に入っています。彼のかっこいい指揮ぶり見れるのは幸せです。







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2007年11月29日

レコ芸12月号海外盤試聴記特推盤3

レコード芸術12月号の「海外盤試聴記」で筆者の方々が「特推盤」として取り上げたCDを紹介します。

<オペラ・声楽曲>


バーバー 歌曲集 フィンリー(バリトン)ドレイク(ピアノ)、他

チマローザ 『秘密の結婚』全曲 クリヴェッリ演出、トラヴィス&スイス・イタリア語放送管、バイアーノ、フィッソーレ、他

アルフォンソ10世 『聖母マリアのカンティガ集』より アンサンブル・オプシディエンヌ

ヘンツェ オペラ『孤独通り』 レーンホフ演出、ペシュコー&リセウ大劇場

ヤナーチェク 歌劇『カーチャ・カヴァノヴァー』 リッツィー&ウエルシュ・ナショナル・オペラ

『アパリション』 シェーファー、シュナイダー

モンテヴェルディ 歌劇『オルフェオ』全曲 アレッサンドリーニ&コンチェルト・イタリアーノ、ザナージ、ミンガルド(2CD)

オッフェンバック ここだけの話(忘れられたオペラからの抜粋) パリー&ロンドン・フィル

フィリドール 歌劇『トム・ジョーンズ』全曲 マルゴワール&ル・シンフォニエッタ・ド・ローザンヌ、他

ロッシーニ 歌劇『ランスへの旅』全曲 マラトラ演出、ゲルギエフ&マリインスキー劇場管、ベリャーエワ

シューベルト ドイツ語歌曲全集24集  ボルヒェルト(S)アイゼンロール(p)

音楽芸術の第5元素(ラッスス、アシュウェル、パレストリーナ) ネーヴェル&ウエルガス・アンサンブル

テレジエンシュタットの失われた作品を歌う(ウルマン、クラーサ、ハース、他) オッター(メゾ・ソプラノ)


<ヒストリカル・コレクターズ>

マーラー 交響曲第7番『夜の歌』、モーツァルト 交響曲第41番『ジュピター』 テンシュテット&LPO(2CD)

ブルックナー 交響曲第8番 カイルベルト&ケルン放送交響楽団

ウェーバー 歌劇『魔弾の射手』全曲 ベーム&ウィーン国立歌劇場(2CD)

ムソルグスキー『展覧会の絵』、スクリャービン 『法悦の詩』、バラキレフ イスラメイ、他 グーセンス

マイケル・レビン未発表音源集(2CD)

ベートーヴェン ピアノ協奏曲第4番、他 ルービンシュタイン(ピアノ)ドラティ&ロンドン・フィル、他

ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第14番、第29番、他 バックハウス(1956年カーネギー・ホール)




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2007年11月27日

レコ芸12月号海外盤試聴記特推盤2

レコード芸術12月号の「海外盤試聴記」で筆者の方々が「特推盤」として取り上げたCDを紹介します。


<室内楽曲・器楽曲>

ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ第1、2、3番 M.ザイラー(vn)、インマゼール(fp)

ベートーヴェン 『フィデリオ』抜粋 弦楽五重奏版、他

ブラームス ピアノ五重奏曲、弦楽四重奏曲第2番 ハフ(ピアノ)タカーチ四重奏団

ブラームス ヴァイオリン・ソナタ第1〜3番 パパヴラミ(Vn)、ビアンコーニ(P)

ショパン チェロ・ソナタ、夜想曲(チェロとピアノ版)、他 モルク(チェロ)ストット(ピアノ)

マリー・グランヴァル オーボエ協奏曲、他 レンチェシュ(オーボエ)ボレイコ&シュトゥットガルト放送響、他

ハース 弦楽四重奏曲第1番、第3番、ヤナーチェク 弦楽四重奏曲第1番 パヴェル・ハース四重奏団

ジョーンズ ハープシコードのための組曲集 ぺーテリ

モーツァルト ヴァイオリン・ソナタ集 シャハム(vn)O.シャハム(p)

オンズロウ 弦楽五重奏曲第21番、第34番 ル・サロン・ロマンティック

プレイエル 弦楽四重奏曲集 ウイーン・アルティス四重奏団

クープラン クラヴサン曲集、ラモー コンセールによるクラヴサン曲集 ランヌ(cemb)、他(3CD)

シューベルト ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ集 マンゼ(vn)、エガー(fp)

シューベルト ピアノ五重奏曲『ます』、他 アントルモン(p)ミュラー(vn)ハリソン(va)、他

シューマン ピアノ・ソナタ第1番、フモレスケ ヒューイット(ピアノ)

ショスタコーヴィチ ピアノ五重奏曲、チェロ・ソナタ スクーグ(ピアノ)ブレンドゥルフ(チェロ)Z四重奏団

ショスタコーヴィチ ピアノ三重奏曲第2番、ブロークによる7つのロマンス マンゴヴァ(p)他

『沈黙へ向かって』 ギーガー(ヴィオラ、ヴィオリーノ・ダ・モーレ)デーラー(チェンバロ)

ロマン派ヴィルトゥオーゾ・オルガン作品Vol.2/ジェイン・パーカー=スミス(オルガン)



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2007年11月26日

レコ芸12月号海外盤試聴記特推盤1

レコード芸術12月号の「海外盤試聴記」で筆者の方々が「特推盤」として取り上げたCDを紹介します。



<今月の注目盤>






ジョージ・セル/ザルツブルク音楽祭ライヴ1958−68(7CD)




<交響曲・管弦楽曲・協奏曲>

J.S.バッハ ヴァイオリン協奏曲第1番、第2番、他 A.ベイエ(vn)グリ・インコグニティ

バルトーク 『かかし王子』、『コシュート』 コチシュ&ハンガリー国立フィル

『カレル・フサの肖像』(プラハための音楽1968、他) イリノイ州立大学ウィンド・シンフォニー

ミュライユ 『ウィンター・フラグメンツ』 ガランテ&アージェント室内アンサンブル、レッセール(フルート)

レイノルズ 交響曲「神話」「眩暈」他 佐藤功太郎&東京po 他

マルティヌー ヴァイオリンと管弦楽のための作品全集第1集 マトウシェク(ヴァイオリン)ホグウッド&チェコ・フィル、他

モーツァルト 交響曲第12番、第29番、第39番 ノリントン&シュトゥットガルト放送交響楽団

モーツァルト ピアノ協奏曲第13番、第24番 ヘルムヒェン(ピアノ)ニコリッチ&オランダ室内管弦楽団

『メディアの夢』、『MC14/22』 プレルジョカージュ振付 パリ・オペラ座バレエ団

ヴィヴァルディ 協奏曲集 ベルリン・バロック・ゾリステン




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2007年11月24日

レコード芸術12月号特選盤2

レコード芸術の12月号で特選を獲得したCDを紹介します。
(声楽曲部門〜)


<声楽曲部門>







ルビーニのためのアリア集 フローレス、R.アバド&ローマ聖チェチーリア音楽院管





J.S.バッハ ミサ曲ロ短調 鈴木雅明&BCJ、サンプソン、ブレイズ、テュルク、他(2SACD)





『そして地には平和を:シャンティクリア・ミサ』 シャンティクリア



<現代曲部門>



西村朗 カヴィラ、天空の蛇、幻影とマントラ 飯森範親&ヴュルテンベルク・フィル、ライスター(cl)、赤尾三千子(横笛)




<ビデオ部門>








ハイドン チェロ協奏曲集、シューマン チェロ協奏曲 マイスキー(vc)ウィーン響、バーンスタイン&ウィーン・フィル





ビゼー 歌劇『カルメン』全曲 マクヴィカー演出、P.ジョルダン指揮、オッター、ハドック(グラインドボーン音楽祭)

このカルメンは観てみたい






ドキュメンタリ−『秋の旅』 フィッシャー=ディースカウ(バリトン)

シューベルト 歌曲集『冬の旅』 ボストリッジ(テノール)ドレイク(ピアノ)オールデン監督




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2007年11月23日

レコード芸術12月号特選盤1

レコード芸術の12月号で特選を獲得したCDを紹介します。
(交響曲〜器楽曲まで)

<交響曲部門>







マーラー 交響曲第8番『千人の交響曲』 ブーレーズ&シュターツカペレ・ベルリン(2CD)

ブーレーズのマーラー全集完結


ブルックナー 交響曲第3番(初稿) シモーネ・ヤング&ハンブルク・フィル




<管弦楽曲部門>







ドビュッシー 『海』『牧神の午後への前奏曲』『夜想曲』〜「雲」「祭」、細川俊夫:『循環する海』 準・メルクル&リヨン管弦楽団




<協奏曲部門>







ベートーヴェン ヴァイオリン協奏曲、クロイツェル・ソナタ レーピン(Vn)、ムーティ&ウィーン・フィル、アルゲリッチ(p)(2CD)




<器楽曲部門>








ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第1番、第2番、第3番 ポリーニ(p)

ベートーヴェン ピアノ・ソナタ集第5巻 アンドラーシュ・シフ(p)





ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第30番、第31番、第32番 仲道郁代(p)

仲道郁代によるベートーヴェン ピアノソナタ全集完結






J.S.バッハ ゴルトベルク変奏曲 ディナースタイン(p)

アメリカ出身の新進女性ピアニストによるゴルトベルク


モーツァルト ピアノ・ソナタ第7番、第14番、幻想曲 永冨和子(p)

シューベルト ピアノ・ソナタ第13、14、16番 アファナシエフ(p)

シューマニアーナ13 伊藤恵(p)

伊藤恵のシューマニアーナ完結


ベートーヴェン 『熱情』、シューマン クライスレリアーナ、他 干野宜大(p)

フォーレ ピアノ作品集 徳丸聰子(p)

カバレフスキー ピアノ・ソナタ第1番〜第3番 他 有森博(p)

ジャン・アラン オルガンのための作品全集 マリー=クレール・アラン(org)

『ライヴ・イン・東京1973』 ミケランジェリ(p)





音楽の玉手箱-露西亜秘曲集 有森博(p)



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2007年11月22日

カラヤンコンプリートEMIレコーディングス

今年はカラヤン生誕100周年にあたるそうで

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カラヤン/コンプリートEMIレコーディングス第1集(87CD)

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カラヤン/コンプリートEMIレコーディングス第2集(71CD)

カラヤンとEMIはレッグとの関係もあって古くから始まっており1946〜1984にかけての演奏。


BOXは第1集はオーケストラ曲関係、第2集が声楽関係となっております。


全部でCD158枚とはボリュームも満点


さすがレコーディング好きのカラヤンというべき量となっております

全部聴くのにはどれくらいかかりますかね?



収録予定曲一覧はコチラ
タグ:カラヤン
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2007年11月21日

カラヤンとフルトヴェングラー 中川右介

世の中に両立しないものは多いですが、オーケストラの主席指揮者もそれに当たるようで...


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カラヤンとフルトヴェングラー/中川右介
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現在ベルリン・フィルのトップに君臨するのはサイモン・ラトルですが、本書はそれから50年ほどさかのぼった第二次世界大戦前後のベルリン・フィルのトップにまつわる争いのお話です。

主役は「神様」フルトヴェングラーと「帝王」カラヤン、それに「唯一神」チェリビダッケが加わった3人の大物指揮者です。時代はナチス時代からカラヤンがベルリン・フィルのトップになるまでとなっており、波乱万丈の人間模様が繰り広げられております。

猜疑心のかたまりのフルトヴェングラー、権力の掌握に奔走するカラヤン、苛烈なまでの要求でオーケストラに避けられるチェリビダッケ。キャラクターがはっきりしている分、生き方や行動もかなり極端となっております。特に神聖化されがちなフルトヴェングラーに関しての記述はファンの人にはショッキングなものかもしれません。

同じようなテーマを扱った書籍ではカラヤン=「悪」と捉えた視点で書かれる事が多いだけに比較的客観的に書かれており、自分などが持っている従来の(片寄った)イメージを取り払えたような気がします。

個人的には話のスタート時点でトップにいたフルトヴェングラーの優柔不断な性格が悪い方向に作用して、話が広がっていったような気がします。ただし結果的に緊張感のある状態だった事が「バイロイトの第9」などを生んでいるわけで何とも皮肉な話です。

読んだあと思った事は「単に音楽を愛して演奏する」だけではこの世界は生き抜いていけないという事です。彼らもそれぞれ一人の人間であるわけですし、演奏された音が別にその人の性格を表しているわけではない事は当たり前といえば当たり前です。

全体を通してみると内容的には目新しい発見は少なかったですが、時系列に話は進んでいくために、断片的にしか知らなかった事実の前後関係がよく分かるようになっており読みやすくなっております。これはクラシック雑誌の編集者でもある著者が長年調べた事を上手に整理してくれた賜物といえます。


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2007年11月20日

ベートーヴェン 序曲全集 ジンマン

世の指揮者には全集好きがいますが、デビット・ジンマンなどは該当すると思います。





ベートーヴェン 序曲全集 ジンマン&チューリッヒ・トーンハレ管(2CD)

近頃クラシックCDの新譜というのは減っていますが、ジンマンはその世の流れに逆らっているかのようにどんどんリリースしていきます。

ジンマンは一時期集中的にベートーヴェンシリーズをとっておりまして、この序曲全集というベートーヴェンにしてはマイナーな部類に入る曲集も録音しております。

演奏は一般論でいう「重厚なベートーヴェン」というイメージとは違う印象を与えるものです。

音は引き締まっており響きはクリアでキビキビ演奏しており、爽快な印象を受けます。(まあスポーツ的ともいうべき演奏でしょうか)一部に古楽器を用いており、ピリオド奏法で演奏しているのも「爽快」な印象を受ける要因の一つでしょう。

精神的に深みのある重厚なタイプの演奏ではありませんが、序曲全集として通して聴くには丁度よい感じの(悪い意味ではない)軽快さだと思います。

自分にとっては「さらっ」と聴きたい場合気軽に聴きたい場合などに手に取りたくなる演奏となっております。




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2007年11月19日

バッハ マタイ受難曲 メンゲルベルグ

誰が演奏してもそれなりには必ず感動出来る曲があります

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J.S.バッハ マタイ受難曲 メンゲルベルグ アムステルダム・コンセルトヘボウ

バッハの中でも「マタイ」ほど心打たれる作品は少ないと思います。曲の内容からいってどのような演奏を聴いてもある程度は感動できます。

戦時中の名指揮者であるメンゲルベルグが、1939年にアムステルダムで行ったライブ録音が今回紹介する演奏。

現代のオーディオマニアであれば速攻で逃げ出すような劣悪な音質で、けっして聴きやすい演奏とはいえません。

しかし演奏を聴き始めると、音質などはどうでもよくなるような説得力のある演奏でグイグイ引き込まれます。これはいつもの通りロマンティックなメンゲルベルグの演奏に、緊迫した時代背景(ナチスのオランダ侵攻直前の演奏)もあり、聴衆がみな心の底から聞き入っている様子が手に取るように分かります。演奏中聴衆がすすり泣いたほどの演奏で、非常に価値がある演奏でもあると思います。

現代の古楽器による高音質に慣れた聴き手にとってはこの演奏はどのように聴こえるのでしょうか。(こんなの「マタイ」じゃないと怒る人もいそうですが)

自分はこの演奏のように耳ではなく心に響いてくる演奏が好きですので、初めて聴いたときにはしばらく呆然としていたのを覚えています。

この場にいたかったとは思いませんが、演奏会を聴きに行くならこのような演奏を聴きたいと思いますね。フルトヴェングラーなどでも劣悪な録音の演奏で非常によい演奏が多いですが、余分な音が省かれて濃いエッセンスだけが残っているが為、記憶に残る演奏となっているのかもしれません。

この演奏は毎日繰り返して聴く類の演奏ではありませんが、「一生に一回聴くだけで充分満足」という演奏であると思います。(まず今後現れる事のないタイプの演奏である事は間違えありません)



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2007年11月18日

みなさまのおかげです

「クラシックをiPodで聴こう」でありますが

先日10000Hitexclamationを達成いたしました

またYahooに登録され世の中に少し認められたかなと感じております????????

これからもみなさんにクラシックの情報を発信していきたいと考えております。

月末から企画も増やそうと考えておりますので、また訪問していただけるとはげみになります。

またこれからもよろしくお願いいたします



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2007年11月17日

シューベルト ピアノ五重奏曲《ます》レヴァイン(p)

秋に聴くシューベルト非常に合うと思います。





シューベルト ピアノ五重奏曲《ます》レヴァイン(p) ヘッツェル(Vn) 他

シューベルトの曲《ます》はピアノと弦楽セッションのバランスによって曲の印象がかなり変わる場合が多い曲です。

今回取り上げる演奏は、指揮者としても活躍しているレヴァインのピアノにかつてのウィーン・フィルの名コンサートマスターであるヘッツェルなどのメンバーによるもの。

まず聴いてみると、通常前面に出てくる場合が多いピアノが控えめに弾かれています。バリバリ指揮しているレヴァインにしては予想外の演奏でちょっと意外な感じがします。

しかし曲が進むごとにこの演奏に秘められた意図が明らかになってきます。ここでめざしたのは「バランスのよいハーモニーで奏でる<ます>

ヘッツェルのヴァイオリンなどの各パートの音のバランスが非常によく、それでいてみな美しい音で曲を奏でているためすがすがしい演奏となっています????????

特に個人的にはヘッツェルのヴァイオリンの素晴しさには脱帽????????、これだけ我を前面に出さずに主張できるとは立派だと思います。

これだけ心地よく聴ける<ます>というのはなかなかないですね。レヴァインも含めて六重奏曲とも呼べる演奏であり、音楽の原点であるのがアンサンブルである事に改めて気づかせてくれた演奏でもあります。


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2007年11月16日

全部公開します作曲活動



「ガラスの家」で生活するというのは日本のTVでもあったような気がしますが、作曲とは...


本日所用で出かけていた北海道から帰ってきました

時間が余りないので子ネタでお許しを



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2007年11月15日

現代名盤鑑定団

CDでも書籍でも紹介する場合は大体一人称になってしまう場合が多いですね。


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現代名盤鑑定団/音楽之友社
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現代名盤鑑定団」はレコード芸術で連載されている人気コーナーが単行本として発売されている本です。

現代名盤鑑定団は毎回新しく発売されたCDから一枚をピックアップして、その演奏されている曲について過去の名盤を含めて複数でレビューするというコーナーです。

メインのレビュアーは小林利之浅里公三の両名に毎回ゲストレビュアーを加えての構成となります。

例えば「ヴァントのブルックナー交響曲第8番」のCDを取り上げた回では、ゲストレビュアーに宇野功芳氏を向かえ「ブルックナー交響曲第8番」について過去の指揮者による演奏の話を交えながらヴァント盤の評価を行っているといった感じです。

個人的にこのクロスレビューというべきスタイルとレビュアーが議論している内容も全部記載されており、好き嫌いはともかく毎回読んでいて新しい発見があります????????

No.1を決めるランキングスタイルの評価が好まれる世の中ですが、全体的に評価するスタイルというのも自分なりの考えも反映させやすいのでよいのではないでしょうか。




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2007年11月14日

まだまだ出ますグールド

没後25年ですが今だ人気が衰えないグールドですが、また新しいCDが発売されます。





ザ・ヤング・マーヴェリック〜若き異端者、グレン・グールド CBC録音集(6CD)

デビュー盤で有名なゴルドベルグ前に録音されていた音源。若き日のグールドはみずみずしい録音が多いので期待です。






グレン・グールド/ラジオ・ドキュメンタリー集〜孤独三部作、ほか(5CD)

グールドのドキュメンタリーは個性的で刺激的ですので楽しみです。






ベートーヴェン ピアノ協奏曲第3番、他 グールド、カラヤン&ベルリン・フィル、他

過去何度は発売され廃盤になっていたカラヤン/グールドの競演盤です


やはりグールドと聞くと聴きたくなるのは何か魔力でもあるのでしょうか????????



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タグ:グールド
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2007年11月13日

ブラームス 間奏曲集 グールド

この時期になると聴きたくなる演奏があります。






ブラームス 間奏曲集 グールド(p)


グレン・グールドと言えば、バッハ、ベートーヴェン、モーツァルトなど独創的な演奏をするイメージが非常に強いピアニストです。そのグールドが30歳より前に「ブラームスの後期間奏曲集」を録音したのが今回紹介するCDです。

この曲集は普通ベテランのピアニストが味わい深く弾く演奏が主流で、多くのベテランピアニストが素晴しい演奏をしております。しかしグールドは全く違う角度からこの曲集にアプローチしており非常に説得力のある演奏をしております。

グールドは非常に淡々とこの曲集を弾いております。ところが特別手を加えているわけではないと思われるのですが、渋くなりがちなこの曲集がみずみずしく響いてきます。「叙情的な演奏」という言葉がピッタリと合う演奏、センスのよさはピカイチで最初聴いたときの感動を思い出します。

秋から冬にかけてのこの時期にピッタリある演奏で、この時期になると必ず聴く演奏でもあります。自分はグールドの演奏はかなり聴いているのですが、好きな演奏のベスト3に入る演奏だと思っております。

しかし淡々と弾いているのに誰にも真似出来ない演奏というのは凄いですね。このジャケットのデザインもイメージにピッタリです????????




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2007年11月12日

ラヴェル ピアノ協奏曲集 フランソワ

ラヴェルは言わずと知れたフランス人作曲家ですが、現在演奏されるラヴェルはインターナショナル的な演奏が多く模範的になってきているような気がします。





ラヴェル ピアノ協奏曲集 フランソワ(p) クリュイタンス指揮 パリ音楽院管弦楽団



フランソワ
はフランス色を残していた最後のピアニスト、クリュイタンスは真摯な演奏でエレガントに曲を指揮する指揮者、パリ音楽院管弦楽団はパリ管が出来る前に存在したフランスの息吹を感じさせるオーケストラ、この三者がフランス物のラヴェルを演奏してみるとどうかといいますと、最高です????????

ラヴェルのピアノ協奏曲はモダンでチャーミングな曲で、みずみずしさを感じる曲です。このチャーミングは演奏者「フランス風のセンス」の差によってかなりの開きが出ます。また個人的には独奏者を選ぶ協奏曲だと思います。だからといってはなんですが(自分が知る限り)ポリーニとかブレンデルは演奏していないです。

フランソワはセンスの塊のような人で、曲によって向き不向きがはっきりしておりますがことラヴェルに関しては相性はバッチリと言えます????????

ラヴェル自体流暢に作曲しているように感じられますが、フランソワは得意の「崩し」をしておりまして、これがツボにはいってものすごく巧いのです。さらっと弾いているようですがフレージングが個性的だったり、テンポを変えながら弾いているのに曲調に非常にマッチしていたりとフランソワ節exclamation炸裂といったところです。他のピアニストにはまね出来ないピアノです。


自分はこの演奏を聴くと「フランスの香り」を感じます。それはフランソワの強烈なピアノ(彼にしては真っ直ぐ弾いている方なのですが)と、それを温かい目で見守りながらがっちりサポートしているクリュイタンスの指揮、さらにパリ音楽院管弦楽団の何ともいえない独特の音色が極上にブレンドされているからなのでしょう。まさにフランスのカフェといった感じです。

このような演奏こそ、お国訛りが減っている今日貴重な演奏の記録として語りつがれるべきだと思います。


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2007年11月11日

あなたのiPodの寿命はあとどのくらい?

そろそろ年末が近づいてきておりiPodユーザーの方でも新型に買い替えようと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そういう方でも気になるのが現在使っているiPodの寿命は気になりますよね。

自分もかなりのヘビーユーザーですので気になっておりました。

そこで見つけたのが「iPodの寿命」を調べるサイト

The iPod Deathclock

(名前は死へのカウントダウンみたいで怖いですが...)


さっそく自分のiPodの寿命調べてみました。

1.シリアル番号を入力

ipod_chk1.JPG

iPod本体の裏にあるシリアル番号を

"iPod Serial Number"に入力し「GO」をクリック


2.使用状況を選択

ipod_chk5.JPG

まず"General Usage"の2つの質問の回答を選択

"How many hours per week do you use your iPod?"
(1週間に大体どのくらいiPodを使っていますか?)

自分は10時間以上を選択

"Where do you normally use your iPod?"
(普通iPodをどこで使用していますか?)

自分は車で使っているので選択


ipod_chk3.JPG

次に"Special Usage"の問いの回答を選択

"Has your iPod ever been wet?"
(iPodを水にぬらした事があるか?)

自分はないので"No"を選択

"Has your iPod ever been dropped?"
(iPodを何回ぐらい落とした事があるか?)

自分はないので"Never"を選択
(ちなみに自分の先代のiPodは落下のショックで壊れました???e


"Have you seen any of these icons?"
(iPodをパソコンに接続した際にアイコンが出た事があるか?)

自分は見た事がないので未チェックで

ここまで入力したら「The Button」をクリック


3.結果発表exclamation

ipod_chk4.JPG


注目の結果は「218日程度????????となりまだしばらくは大丈夫のようです?O?b?h?i???????????j


みなさんも一度お試しあれ

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タグ:ipod
posted by やったくん at 10:49| Comment(2) | TrackBack(0) | ipod | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月10日

フルトヴェングラーを家に飾ろう!

日本で神格化されている指揮者といえばやはり「フルトヴェングラー」でしょう。

ただし「」として扱うなら抽象的な演奏ではなく、象徴的な形として何かほしいと思うのがファンではないでしょうか。

そういう人に朗報です







交響曲第9番『合唱』 フルトヴェングラー&ベルリン・フィル(+フルトヴェングラー・フィギュア)


まずメイン?のCDは「ベートーヴェンの第9」

とはいえ有名な「バイロイト」ではなく1942年3月に行われたベルリンフィルとのライブ録音であります。



そしておまけについているのが日本人造形作家が一年かけて作ったフルトヴェングラーのフィギュア????????です。

furtven.jpg


これはフルトヴェングラー夫人のお墨付き????????をもらった一品だそうで、


大きさは30センチもあり、部屋に飾っても迫力がありそうです。



当然ですが限定版です。






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posted by やったくん at 21:59| Comment(0) | TrackBack(0) | クラシック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月09日

カラヤンとベートーヴェン

往年の巨匠カラヤン、彼にとって最も遠い位置にあると思われるがモーツァルトであるが、次いで遠いと思われるのがベートーヴェン。でもかなり何回も録音しているんですよね。


EMIで発売されている1950年代の演奏は別として、それ以降は一定のサイクルでベルリンフィルとのコンビでベートーヴェンを録音しています。






ベートーヴェン 交響曲全集 カラヤン&ベルリン・フィル(1960年代)(5CD)

自分が知っているカラヤンのイメージとは違って若々しく覇気があり非常に前向きな演奏。カラヤン臭さ少なく聴きやすい演奏。

この当時はフルトヴェングラーの後任として常任になってまもない演奏という事もあって「挨拶代わりのベートーヴェン」と言った感じ






ベートーヴェン 交響曲全集、序曲集 カラヤン&ベルリン・フィル(1970年代)(6CD)

オーケストラのアンサンブルを磨き上げ、カラヤンの思い通りに豪快に演奏している感じです。70年代のベルリンフィルの実力を知るには申し分ない演奏だと思われます。カラヤン臭さがもっとも出た演奏でアクが強すぎて拒否反応を示す人があるかも。(ちなみに自分が最初に聴いたLPのこの全集でした。数字をモティーフにしたジャケットデザインがかっこよかったのでわざわざバラで買った覚えがあります。)

この当時のカラヤンはまさに皇帝と呼べる存在でクラシック界に君臨しておりました。そういう意味では「カラヤンの交響曲全集」と呼ぶべき演奏でしょうか



kara_be80.jpg

ベートーヴェン 交響曲全集、序曲集 カラヤン&ベルリン・フィル(1980年代)(6CD)

アンサンブルは前回ほど引き締まっておらず、演奏スタイルもきらびやかなスタイルを目指したと思われるが正直空回りしている感が強い演奏。前回よりあきらかに優れているのは録音でしょうか。

全盛期を過ぎて晩年になっていたカラヤンの演奏。「デジタル録音のベートーヴェン」と言った感じで録音が鮮明になっている分どの曲も平凡(平均点)に聴こえるのは自分だけかな。


こうやって聴いてみるとカラヤンの歴史を見ているようで、それぞれそれなりに楽しめました。????????


個人的にはカラヤンとベートーヴェンは「水と油」という関係だとは思うのですが、これまで個性的な演奏も他にない訳で一聴の価値はあると感じました。カラヤンという指揮者がどのような人だったかを知りたいなら70年代の録音をオススメします。



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