2008年03月31日

ドヴォルザーク チェコ組曲/マーツァル&チェコ・フィル

ドヴォルザークの隠れた名曲です





ドヴォルザーク チェコ組曲、スーク おとぎ話 マーツァル&チェコ・フィル

ドヴォルザークの曲はチャイコフスキーなどと共に親しみやすいメロディーが印象深い作曲家です。今回聴いたのは作曲者自身の母国であるチェコを題材にした「チェコ組曲」。チェコ人指揮者マーツァルチェコ・フィルのコンビによるお国物の演奏。マーツァルは前々から気になっていた指揮者だったのですが、発売されるCDがSACDで高音質なので価格も高くなかなか手を出せなかったのですが先日HMVで安く売っていたために購入しました。

演奏は温和で明快なアプローチで非常に聴きやすいです。ジャケットのデザインのような田園風景が思い浮かぶような秀演。牧歌的な曲調が主となっておりとにかく聴いていて心地よいです????????

特に印象深いのが第2曲目の「ポルカ」で物憂げな旋律活き活きとした旋律の対比が明確で最後に物憂げな旋律に戻ってくるところなど「はぁ〜」とため息が出てしまいます。多少フィナーレはパワー不足な部分もありますが総じて他の曲も高水準の出来、耳触りがいいのでつい何度も繰り返して聴いてしまう魅力ももっております。

値段の高い事だけあって録音は素晴らしい。出だしの旋律から(iPodでも)音が違う事があきらかになっておりSACDで一度聴いてみたい。

ここで奏でられているのは「刺激」ではなく「和み」、民族音楽的コクに不足すると感じる人もいるでしょうが、自分にはこのぐらいの味付けのほうが丁度よい感じ。これだけすっきりとしたアプローチをしながらしっかり聴かせるマーツァルの手腕は見事ですね。このマーツァル&チェコ・フィルのコンビは昨年で終わっているとは残念でなりません。今後は少しずつマーラーなどの演奏を聴いていこうと考えております。

しかしドヴォルザークのメロディーはいつもながら郷愁を誘いますね。




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2008年03月30日

4月からNHK教育TVが楽しみ

今週から毎週教育テレビを観ます。

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2008年03月29日

ボクたちクラシックつながり/青柳いづみこ

多才な才能を発揮している青柳いづみこさんの本です


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ボクたちクラシックつながり/青柳いづみこicon

主にドビュッシーなどのフランス物の演奏で高い評価を得ているピアニストである青柳いづみこさん。ものかきとしての腕もなかなかで今回はクラシック系の漫画(のだめ、ピアノの森など)からクラシック界を観ているのが本書。

漫画というのは完全なノンフィクションという事はまずない場合が多いのですが、だからといって完全にフィクションオンリーでもありません。この境界線というのがその業界に属していないと分からない部分でもありクラシック関係の漫画では自分のような素人では当然知る由もありません。「ボクたちクラシックつながり」はそう言った部分を現場のピアニストである青柳いづみこさんが明らかにしており「そうだったのか????????」と何度も感心しながら読みました。

例えば「のだめが初見演奏が苦手」というお題があればそれに対して実際初見とはなにか暗譜とはどのようなものかを実体験に基づいて説明してくれるという(言ってみれば)Q&A的なスタイルとなております。

コンクール」「留学」「指揮者」「コンサート」と知っているようで実際知らない事を漫画の一場面を元に説明しており誰でもイメージしやすい内容となっており、自分は出張時移動の電車の中で2時間ほどで「さらっ」と読め手軽に読むには丁度よい分量であるような気がします。

最後の章「ピアニストは本当に不良債権か?」ではピアニストに代表される音楽家たちの夢と現実の厳しさがひしひしと伝わってきて「芸術というのは決して儲かるものではない」という事がよく分かります。

漫画からクラシックに興味をもった人が次のステップに進むには最適の書といえます。また一般のクラシックファンにはクラシック業界の本当の姿が垣間見えて楽しめる内容ではないでしょうか



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2008年03月28日

iPodで懐かしいアナログが聴ける?

近頃イマイチな感じだったSONYがおもしろいものを発売します。

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2008年03月26日

レコ芸4月号海外盤試聴記特推盤2

レコード芸術4月号の「海外盤試聴記」で筆者の方々が「特推盤」として取り上げたCDを紹介します。
 
 (オペラ・声楽曲、ヒストリカル・コレクターズ)


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2008年03月25日

レコ芸4月号海外盤試聴記特推盤1

レコード芸術4月号の「海外盤試聴記」で筆者の方々が「特推盤」として取り上げたCDを紹介します。
 
(今月の注目盤、交響曲・管弦楽曲・協奏曲、室内楽曲・器楽曲)


<今月の注目盤>





『東方への道/フランシスコ・ザビエル』 サヴァール&エスペリオンXXI


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2008年03月24日

レコード芸術4月号特選盤2

レコード芸術の4月号で特選を獲得したCDを紹介します。
(器楽曲部門2〜ビデオ部門)

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2008年03月23日

レコード芸術4月号特選盤1

レコード芸術の4月号で特選を獲得したCDを紹介します。
(交響曲部門〜器楽曲部門1)

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2008年03月22日

クラシックを楽しみたい

昔からクラシックを聴いておりますが、近年聴く方法が変わってきました。

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2008年03月21日

ラフマニノフ ピアノ協奏曲(交響曲第2番編曲)

これはアイデア商品ですね





ラフマニノフ ピアノ協奏曲(交響曲第2番編曲) シュミット=レオナルディ、クチャル&ヤナーチェク・フィル

作曲家ラフマニノフはピアニストとしても有名でした。当然ラフマニノフで人気が高いのはピアノ協奏曲であり人気曲でもあります。今回は近年人気の出てきた甘い旋律が印象的な「交響曲第2番」をピアノ協奏曲に編曲したかなり斬新な演奏。企画したのはブリリアント・クラシックスのプロデューサーヴィンケル(彼の執念がこの演奏を生んだともいえそうです)そして編曲はヴァレンベルグ


さて最初曲を聴いた印象としては「全体的に地味」といったもの。そしてあまりおもしろくないと感じました?????[???i???j。(所詮交響曲の編曲盤という思いもありましたね)

数日後、「この曲は交響曲をどのようにアレンジしたか?」という事だけに集中して聴いていたのではないかとふと気づきました。まあ言って見れば面白半分とでもいいましょうか。これでは曲を楽しめるはずもなく改めて「新しいピアノ協奏曲」として聴いてみようと思い早速聴き直して見ました。

第一楽章でのピアノの出だしは陰りのある暗い音がなかなかラフマニノフっぽい旋律となっています。この楽章はオケとピアノのバランスが一番よく聴き映えします。

第二楽章は甘美なメロディによって始まる楽章。前半の甘美的な部分はピアノソロが入ることでいくらか減退しているような感じがします。逆に後半部分はピアノが入ることで多少ダレ気味になる部分を補っているような感じです。最初イメージしていたほどピアノが入ったことが効果的になっていないような印象でちょっと予想外でした。

第三楽章は快活な楽章、最後にラフマニノフらしく爆発的なパッションもあり雰囲気はうまく出していると思います。この楽章は全体的にオケパートが強くピアノが埋没がちになる点が残念。ピアノパートがオケパートとかぶるような部分が多く跳躍力がないのも原因かもしれません。まあクライマックスを目指して盛り上がって終わりますので聴いた後には満足感はありました。

いろいろ不満点も書いてしまいましたが、交響曲をピアノ協奏曲にアレンジするといった前代未聞の試みなかなか楽しめました。印象としては「ピアノ協奏曲」というよりは「ピアノつき交響的変奏曲」といった感じでしょうか。アレンジという事もありアクロバティックな試みは出来ない中ヴァレンベルグはよく編曲したのではないでしょうか。交響曲を意識して聴くと楽しみ半分、新しい曲として聴いた方がよいと思われます。

このような楽しい企画を行ってくれたメンバー(オケ、指揮者、ピアニスト、録音スタッフ)には感謝です????????。(ぜひ第2弾も期待しております。)






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2008年03月20日

ラ・フォル・ジュルネ金沢ですよ

本日コンサートのチケットを購入してきました。

今年のGWに我が金沢にベートーヴェンがやって来るのですexclamation

その名は「ラ・フォル・ジュルネ金沢「熱狂の日」音楽祭2008」。

多数コンサートがあるのですが家族で相談して観にいくコンサートを決めました。


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2008年03月19日

ドラマ「鹿男あをによし」サントラ

近頃家族で楽しんでいるドラマのサントラです





「鹿男あをによし」オリジナル・サウンドトラック


佐橋俊彦 - 「鹿男あをによし」オリジナル・サウンドトラック


フジ系で木曜夜10時からやっている「鹿男あをによし」のサントラが今回のお題の演奏です。


このドラマは「主題歌」と呼ばれるものがなく全編音楽のみで構成されております。作曲したのは佐橋俊彦氏でドラマ、特撮、アニメで活躍しており自分も好きな作曲家の一人です。

テーマとか主題とかモティーフなどがしっかりしておりなかなかよく出来ているサントラだと思います?O?b?h?i???????????j奈良の雄大な雰囲気もよく出ております。

特にエンディングが秀逸で素晴しい????????

今回見ている「鹿男」や以前やっていたドラマ版「のだめ」などもそうですが音楽もドラマを構成する上で重要な要素の一つであり、とってつけたような高音で歌い上げるような曲を安易にエンディングに「主題歌」としてもってくるスタイルはドラマの構成上どうなのかなかなと「鹿男のサントラ」を聴いていると思います。


さてこのドラマ1話目はイマイチだったのですが、2話目以降は次回が気になること気になること(笑)。大きく広げた謎をジクソーパズルのピースが埋まっていくように解決していくところなどよく出来ていると思います。(なんとなく夏目漱石の坊っちゃんに似ているような気もしますが)

ドラマはいよいよ明日が最終回です。いまから家族で楽しみにしております。
(観ていない方はDVDが発売されたらレンタルする事をオススメします)


このドラマを観た影響で今年は「奈良旅行」となりそうですが(笑)。


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2008年03月18日

ストラヴィンスキー 春の祭典/カラヤン(ライブ)

ハルサイを違う角度から攻めた演奏です


kara_live.jpg

ストラヴィンスキー 春の祭典他 カラヤン&BPO(1978LIVE)

1978年8月にルツェルンで行われたライブの「春の祭典」が今回聴いたもの。カラヤン&ベルリン・フィルコンビの演奏です。

カラヤンは「春の祭典」を1964年、1977年の2回録音しており自分は1964年盤を聴いた事があります。聴いた印象はいかにもカラヤン流の演奏といった感じで端麗な「春の祭典」となっており多少違和感を感じた覚えがあります。

しかし期待せずに聴いたこのライブ演奏は全然違います。とにかく熱い演奏

オーケストラを整えて演奏するカラヤンからは想像出来ないほどエネルギッシュに鳴っておりパワフル。特にティンパニー金管は恐れ知らずにガンガン演奏しており(ミスはあるものの)巧さは格別です。まさに音の洪水といった感じでこの演奏のおもしろさは格別exclamation。録音は生々しいドライな音でティンパニーの乾いた響きなどまずまずだと思います。

一般的な「原始的な響き」の「春の祭典」とは全然違い現代オケの音を粗野に鳴らした演奏ですが曲調にマッチしております。とにかくよくまあ乱暴にここまで鳴らしたものです。なにげにクライマックスに向けて曲を盛り上げるカラヤン流の演出は相変わらず流石ですが。

カラヤン自身はミスが入るライブ録音という形態を好んでいなかったようですが、総じて演奏の質が高いスタジオ録音より燃焼度が高いライブ録音の方が感銘度が高いと思います。




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2008年03月17日

エルガー ヴァイオリン・ソナタ/五嶋みどり

なかなか渋い曲です





エルガー ヴァイオリン・ソナタ他 五嶋みどり(Vn)、マクドナルド(p)

世界的に活躍する女流ヴァイオリニストの代表格、五嶋みどり。その彼女がイギリスの作曲家エルガーのヴァイオリン・ソナタを演奏したのが今回聴いた演奏。伴奏ピアニストはおなじみのマクドナルド

このCDカップリングされているフランクをメインで購入したのですが、聴いてみて満足したのがエルガーのヴァイオリン・ソナタでありました????????

どの曲も渋いながら独自の味わいがあるエルガー。でもこのヴァイオリン・ソナタにおいては社交性があるといいましょうか、格調もありながら親しみもある曲に仕上がっております。出だしのヴァイオリンによるたくましい旋律からして一般的なエルガーの印象とは大いに異なっています。第二楽章の優しくもはかない旋律が印象的。

五嶋みどりさんのヴァイオリンはいつもながら気品にあふれており折り目正しくエルガーの世界観に合っていると思います。マクドナルドによる伴奏も非常に厳格でかちっとした感じでよいですね。(この厳格さがフランクでは”おもしろみに欠ける”感じにつながっているのは皮肉ですが)

今まで知らなかった名曲に出会えるのは幸せな事です。この出会いによりエルガーの他の曲も聴いてみたいという気分になりました。まずは「エルガーのヴァイオリン・ソナタ」の他の演奏と思ったのですが、あまりCDが出ていないらしく残念です。

このようなめずらしい曲を演奏してくれた五嶋みどりさんに感謝です。


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2008年03月16日

ショスタコーヴィチ 交響曲5 チョン・ミュンフン(iTunes)

チョン・ミュンフンのシカゴ・ライブです

sh_sy5_myunn.jpg

ショスタコーヴィチ 交響曲第5番/チョン・ミュンフン&シカゴ交響楽団


Myung-Whun Chung & Chicago Symphony Orchestra - Shostakovich: Symphony No. 5

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2008年03月15日

ニーベルングの指環 リング・リザウンディング/ジョン・カルショー

本書も大作です。


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ニーベルングの指環〜リング・リザウンディング/ジョン・カルショーicon

往年のデッカの名プロデューサーであるジョン・カルショーが歴史的名盤である「ショルティのリング」の製作について語ったもの。(リング以外については以前紹介した「レコードはまっすぐに」に語られています。


この本を読むと「世界初リングの全曲録音」というのがいかに大変だったかがよく分かります。特殊な楽器の再現、演出のこだわりなどなど全く妥協せず自分の求める音を模索する姿には頭が下がります。それぞれの演目で普通に聴いていると分からないフレーズに重要な意味があったりと勉強になる点も多いです。

フラグスタートヴィントガッセンニルソンなどのキラ星がごとくに往年の名歌手が活き活きと書かれている点もうれしい限りです。(特にフラグスタートとの関係は感動的でもあります)

カルショーが最低限の時間で最大限の結果を残していくのを見ているとまさにプロフェッショナルの仕事ぶりと言った感じです。この時間というキーワードが指揮者を選択するにあたって、カルショーも素晴しさを認めているクナッパーツブッシュではなくより勤勉でエネルギッシュなショルティを選ぶ重要なファクターになったのも事実です。

カルショーの文章はストレートですので好き嫌いもはっきりしておりまして、ベームの指環なども非難していますし、あの悪名高い「我らがジークフリート」(彼が誰かが本書で明らかになっていますが)などについても痛烈です。このスタイルがあればこそ本書のおもしろさや説得力につながっています。山崎浩太郎氏の新訳も素晴しいですね。

まあとにかく読んでいて楽しかったです。また折を見て読み返そうと思います。



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2008年03月14日

バッハ フーガの技法 エマール(p)

これは衝撃的でした。






J.S.バッハ フーガの技法 エマール(p)


J.S.バッハ フーガの技法」は大作曲家バッハのラストナンバーであり未完の大曲。(以前目を患って書けなくなったという話を聞いたことがあります。)対位法の極地というべき老練な技法を用いて作曲されておりバッハの奥義的な作品とも言えます。演奏する楽器が指定されておらず、チェンバロ、室内楽、オーケストラと様々な形態で演奏される曲でもあります。

今回聴いた演奏は現代音楽の演奏で有名なフランス人ピアニストエマールによるピアノによるもの。

最初に聴いた印象として「弾きっぷりがいいexclamation。バッハの晩年の大作に挑みかかるという感じではなく自分の視点から見たバッハ像を朗々と再現している感じとでもいいましょうか。チェンバロ的(ピリオド奏法的)なエッセンスもありながらそういう部分が突出しないように端整に演奏されておりながら、エマール自身が悩みそして考えたうえで今の自分をさらけ出している印象が強い演奏でもあります。

特に後半に向かって凄みの増していく演奏で、

圧巻ともいうべき最終曲

そして衝撃のエンディングexclamation


その後には無常ともいうべき余韻...。



はっと我に返って「ふう〜」とため息



まあとにかく途中で「停止」出来ない不思議な魔力がある演奏でもあり、エンディングを迎えた後の余韻から我にかえったときにいろいろ考えさせられる演奏です。

演奏の質や曲の解釈については学者先生に任せるとして、ここまで聴かせられる演奏というのには余りお目にかかれません。それでいて自分のような素人を見下した演奏でもなく、手が届きそうに思わせる演奏でもありいろいろ思うところはあります。(何回聴いても分かったようで分からないので言葉にはならないのです。)

まあとにかく一度聴いてみてくださいといった感じの演奏です。(自分には静かな演奏ながら衝撃的な内容でした。)




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2008年03月13日

ブラームス 交響曲第4番 フルトヴェングラー&ベルリン・フィル

熱狂的なライブです。

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ブラームス 交響曲第4番 他 フルトヴェングラー&ベルリン・フィル


伝説の指揮者フルトヴェングラー、死後50年を過ぎてなお熱狂的なファンが多いことは驚くばかりです。自分も以前はかなり聴きましたが、いろいろなジャンルをつまみぐいするようになってその頻度はかなり下がったように感じます。まあ年齢とともにおいしいからと言って「高級なステーキ」を毎日は食べたいと思わなくなった事にも似ているような気もしますが。

今回聴いたのは「ブラームスの交響曲第4番」、ベルリン・フィルとの1948年のライブによる演奏です。(フルヴェンといえばやっぱりライブですよ)

この「ブラームスの交響曲第4番」は出だしの2つの旋律をどのように処理するかで曲の出来不出来がすぐ決定付けられてしまうという曲でもありまして指揮者にとっても難しいのではないかと思います。もう一つは最終楽章のパッサカリアでしょう。主題から始まる30の変奏曲をどのように処理するかこの辺りも指揮者の腕の見せ所です。

さて第一楽章、フルトヴェングラーの出だしは独特の浮遊感と言いましょうかゆっくりとしたテンポで「ふわっ」とした感じで始まりこれが絶妙exclamation心奪われてしまいます。上昇下降の3度のモティーフが絡み合い圧倒されます。そして後半はオケの音が熱気を帯びており怒涛のクライマックスを築かれております。この楽章出だしは遅いテンポなのに終わりはかなり早くなっているのですがこのあたりも非常に巧い。どうしてそうなるかはいつも聴いていると曲にのめり込んでしまい分からずじまいです?????????i?????U?????j

第二楽章は渇淡の味わいといいましょうかフルトヴェングラーの語りを聴いているような錯覚を覚えます。第三楽章はライブ特有の熱気もあり迫力満点、怒涛の演奏となっております。

第四楽章は最初の主題提示は暗く重くどっしりと奏でられます。前半の各変奏はパワー全開という分けではなく押さえ気味の演奏(ただ第12変奏のフルートがやや前傾姿勢気味ですが)。後半、第16変奏の強奏からは一気に全開フルスロットル、情熱的な演奏???????i?????j燃えに燃えながらコーダまでたたみかけるように一気に駆け抜けていき感動の中曲は終了いたします????????

いや〜この演奏はいつ聴いても凄いの一言exclamation?~2。ブラームスの交響曲第4番をこれだけダイナミックかつ情熱的演奏されると決して録音はよくないのですがそのような事はどうでもよくなってきます。

フルトヴェングラーの指揮は重量級ですから演奏される曲もその重量に耐えられるもの曲を作曲する作曲家(ベートーヴェン、ブラームス、ワーグナーなど)と必然的に相性がよくなり名盤が多いのも分かるような気がします。このブラームスの演奏はフルトヴェングラーの長所が強力に発揮されたもので、もし未聴の方がいましたら一度聴いてみる事をオススメします。



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