2014年06月02日

らしさ今昔

さて

今晩のNHKスペシャル、サッカーブラジル代表のエースストライカー ネイマールの特集。

他の人に真似が出来ないドリブル、シュート…天才のなせる技は圧巻でありました。

ブラジルの10番、ルーツを探ればペレに行きつくのですが、彼は正統な後継者になる資格はありそう。後は結果がどうかといったところでしょう。

W杯観戦の楽しみがまた一つ増えました。



ベートーヴェン ピアノソナタの演奏。録音された演奏のルーツを探ればバックハウスという大物は避けて通れない存在となります。

鍵盤の獅子王と呼ばれ、今でもベートーヴェン演奏の規範的な扱い。

ようは最もベートーヴェンらしい演奏という位置づけ。

かくいう自分も昔先生に勧められて最初に聞いたのはバックハウスでした。

個人的に彼の演奏で印象に残っているのは『ワルトシュタイン』。

最近バックハウスを聞き直す事はまずありませんが、この曲だけは時々聞きたくなる時がありました。

ただ最近ある演奏に出会ってその時々もなくなる予感がしています。

それは小菅優さんの演奏。

豪快で爽快。

久々にベートーヴェンを聞いたという満足感を得られた演奏でした。


最近バランスよく鳴らす人が多いなか、真っ正面からベートーヴェンと向きあいリスクを回避しないで対峙する姿、好感が持てます。

ベートーヴェンらしさってなんだろうと考えさせられる演奏でした。





























posted by やったくん at 00:01| Comment(1) | TrackBack(0) | クラシックな日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする