2011年03月20日

ハイドン ピアノ・ソナタ第52番 ブレハッチ

久々に再開です。

R.Blechacz_Haydn.jpg

ハイドン ピアノ・ソナタ第52番 ブレハッチ

今回未曾有の大災害で被災された皆様にはお見舞い申し上げます。

さて我が家でも何かと思いささやかながら「募金」「節電」につとめております。

結果的に早寝をする習慣がついたかわりに早起きになり、休日ながら活動開始時間が早くなっているというオマケつきではありますが。



今回久々という事もあり何か特別な演奏と思いもしたのですが、ふと思い浮かんだのがハイドン。

クラシック音楽の作曲家は波乱万丈な人生を歩まれた方が多いのですが、ハイドンは長寿で比較的平穏な人生を過ごした作曲家。

ただ臨終を迎える際は少し趣が異なっており、ナポレオンの進行と重なって砲火の最中だったと言われておりさぞや騒々しかった事でしょう。



そんなハイドンの作品から比較的マイナーな部類に属するピアノソナタを聞いてみます。


ハイドンのピアノソナタ、正直演奏はかなり難しいと思います。

本来という意味ならチェンバロ等で弾くのが正しいんでしょうが、現代ピアノの響きに慣れた耳からすると多少物足りない部分があるのも事実。


といって現代ピアノだと騒々しく響いてしまいがちで、本来持っている曲の魅力が半減してしまうというマイナスの部分が発生。

自分が実演で聞いた”多分ハイドン弾き”としても名高いブレンデルなんかもあまりピンとこなかったのもそのあたりが原因と考えております。


そんな難儀な現代ピアノを使ったハイドン演奏で個人的に評価しているのがグールドの演奏。

これは名盤と評価が高い演奏でご存知の方も多いでしょう。


今回名盤グールドをさしおいて最近手にとる機会の多いブレハッチの演奏を聞きます。


ブレハッチは前回ショパンコンクールの優勝者として名をなしたピアニストですが、単なるショパン弾きというだけで収まらない器の大きさを感じるピアニスト(だと個人的に思っております)。

それが顕著に表れているのが「ハイドン ピアノ・ソナタ第52番」の演奏。

体に脳にと筋力やパワーを使って弾くピアニストが多い中、彼は音の質と表現力で勝負している絶滅種に属するピアニスト。


現代ピアノを使って音量で弾いてしまうと魅力を損なってしまうハイドンを、音色の巧みな彩で表現しています。

ようは叩くことで音を鳴らすというよりは、音の芯を的確に射抜いているという感じ。

さらりと弾いているが醸し出す音色は繊細で芳醇。

音量的に不満をもらす方もいらっしゃるでしょう。

ただ大ホールで鳴り響くようなピアノではないでしょうが、ちゃんとした距離感で聞けば絶妙な響きを堪能出来るでしょう。


ちょっと暗い雰囲気の昨今ではありますが、ブレハッチの優しい響きに癒された次第であります。


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すっかりツイッター生活に馴染みすぎてブログ更新をさぼっておりました(汗

ただ140文字という制限の中では出来ない事もありますので適時ブログも更新しようと思っております。

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posted by やったくん at 07:53| Comment(3) | TrackBack(0) | 器楽曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
すてきなブログですね。
とてもおもしろいです。
また遊びに来ます!!
Posted by みるた at 2011年03月23日 14:26
お久しぶりです!
再開おめでとうございます(?)
そっかTwitterでしたか。ワタシはまださっぱり使いこなせてないです(^^;。
Posted by 左党 at 2011年03月25日 07:34
>左党殿

お久しぶりです。

すっかりツイッターな人になってしまいブログと縁遠くなってしまいました。

140文字では書ききれない事もありますし、不定期にボツボツですが記事を更新しようと思っております(汗。

そちらも大変な地域にお住まいとは思いますが無事であるとの事でほっとしております。
Posted by 管理人 at 2011年03月27日 22:08
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