2014年05月09日

さかさまな夜

さて

世間一般ではショパンの代名詞と言えば『ノクターン2番』…となるらしい。

というのは家族からショパンを聞きたいというリクエストがあり、曲の希望が代名詞な一曲となったのである。

どうも冬季五輪のフィギュアに使用された事が原因のようだ。

まあネタに使いたい曲だったので弾くことにします。

有名と言えば双璧の幻想即興曲は個人的に嫌いなので丁重にお断りしましたが…

21曲あるショパンのノクターン。

最近は先にあげた定番の2番と遺作(20番)が人気があるようだ。

この両曲、初期に作曲された楽曲のためか弾いていて面白味があまりないというのが正直な感想。

個人的にノクターンと言えば11番以降の作品がより魅力に溢れている曲が多い。

でもこれらは世間的にはあまり知られていない楽曲。

知り合いにノクターン全集を貸した際も3番あたりで飽きて爆睡、結局後半に到達せずに返却されるのがオチ。

確かにノクターンは起源が夜祷あたりから来ているので朝向きな曲ではなく、聞くとしたら夜が相応しい。

ただ夜聞くということは当然眠くなる。

これでは前菜だけ食べてメインディッシュに到達出来ない人と変わらないのである。

個人的に最近オススメしているのが、二枚目から聞くという方法。(ノクターン全集は基本2枚組)

大体2枚目は11番ぐらいから始まってので効果は高いのではないかと。

本当は番号逆順に聞くことが出来ればなお良いのですが、これはiPhoneなどがないと難しいかな。

今度2枚目作戦を友人に試してみよう。







posted by やったくん at 00:14| Comment(0) | TrackBack(0) | クラシックな日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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