さて
巷はサッカーW杯の代表選考も終わり本番へカウントダウンという雰囲気。
我が母校からは代表に一人、予備登録メンバーに一人選ばれてます。
予備登録に入った彼が選ばれなかったという事は、チーム構成を守備よりも攻撃に比重を置いた結果なのでしょう。
クラシックでも室内楽などでは似たような感じで、熟成志向の演奏(守備的)と上昇志向の演奏(攻撃的)がありますね。
『ブラームス ヴァイオリンソナタ』という室内楽の名曲がありますが、以前実演で聞いたピリシュ&デュメイ、ツィメルマン&クレーメルの演奏は全然違う方向性からの演奏でした。
ピリシュ&デュメイはお互いを尊重した求心力の高い濃密な演奏。
逆にツィメルマン&クレーメルは対峙した位置関係からフェンシングさなからのスリリングな演奏。
この両者の演奏に優劣の判断は難しい。
どちらもよいとしか言えない。
ただよりリスクが大きいのは後者。
サッカー日本代表はこの後者と同じようにハイリスク&ハイリターンなメンバーで本大会に臨む。
これはなかなかスリリングな展開が待っていそう…な予感です。
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