
ブルックナー 交響曲第7番、他 ヨッフム&コンセルトヘボウ(1986)
往年のドイツの名指揮者であるヨッフムが1986年の最後となった来日公演での演奏をCD化したもの。
響きが地味なせいかベームなどよりは日本では人気がなかったのですが、自分は南欧的な温かい響きは好きでよく聴いておりました。
ブルックナーは彼が最も得意とする作曲家の一人で2回目のシュターツカペレ・ドレスデンとの全集はスタンダードな演奏として高く評価されていました。(現在はヴァントなどの引き締まった演奏の方が主流ですが...)
その彼が東京で手兵コンセルトヘボウを指揮したブルックナーは非常に素晴しい演奏です。
特に第一楽章の懐の深さにスケールの大きさ、第二楽章の深い深い世界は聴いていて幸せな気分にさせてくれて出色の出来です。これだけゆったりと音楽を堪能させてくれれば満足です。
しかしヨッフムの棒は何と巧みな事か、遅いテンポをベースにしながら聴き手をあきさせず最後まで連れて行ってくれるとは。これは最晩年にヨッフムが達した世界であり、ドレスデンなどの全集とは一線をひくべき演奏でしょう。
ちなみに実際のコンサートでは曲が終わってからすぐに「ブラボー」が始まって興ざめてしまったようですが、CDはこの「ブラボー」はカットされているため曲の余韻に存分に浸かる事が出来ますのでご安心を。
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古いブログに対してで恐縮ですが、私の大好きな演奏があったのでコメントいたします。
この演奏は海賊盤のころからの愛聴盤です。最晩年のヨッフムは最後のライブの5番とともに素晴らしい演奏ばかりですね。
そういえば拙ブログではブル7はまだ取り上げていませんでした。そのうち特集してこの演奏も取り上げたいと思います。
コメントありがとうございます。
この演奏海賊盤があるほど有名な演奏とは知りませんでした。最晩年の5番も聴いてみたいです。
自分はブルックナーに関しては優秀な聴き手とはいえるほど聴いていないのでブル7の特集を楽しみにしております。