2008年01月02日

ベルリン・フィル ジルヴェスター・コンサート2007

自分が年が明けて最初にする事と言えば、「ベルリン・フィル ジルヴェスター・コンサート」を観る事です。

rattle_2007.jpg

ベルリン・フィル ジルヴェスター・コンサート2007


ベルリンの大晦日を彩る「ベルリン・フィルのジルヴェスター・コンサート」をTVで観ました。

本年度はサイモン・ラトルの手による「ロシアもの」のプログラムとなっています。

聴いた感想交えながらを曲目紹介を



ボロディン 歌劇「イーゴリ公」から”ダッタン人の踊り”

まずオープニングナンバーは「コテコテ」のロシアモノの小品である「ダッタン人の踊り」であります。この曲は普通、振幅の大きい民族色が強い演奏となり非常に高揚感がある曲です。

ラトルの指揮する演奏を聴くと、洗練されてオケの響きとなっており「ロシアの香り」は全くしません。上手な演奏ですが「熱くなる」演奏ではなく少々肩すかしの印象をもちました。でもサラッと演奏してしまうベルリン・フィルはさすがです。


ボロディン 交響曲第2番

この交響曲は非常に泥臭い感じのする曲なのですが、ラトルは純粋な交響曲として巧みに演奏していきます。曲調は前のめりになる事無く丁寧に進んでいき、オーケストラのアンサンブルも充実しておりあまりメジャーとは言えない曲のスタンダードな演奏として評価したい好演でしたひらめき


ムソグルスキー 歌劇「ホヴァンシチーナ」前奏曲〜モスクワ川の夜明け
ムソグルスキー 組曲「展覧会の絵」


ムソルグスキーの美しい小品「モスクワ川の夜明け」の美しい演奏を挟んで、メインの「展覧会の絵」です。

この曲オーケストラの技能と指揮者の統率力・構成力が試される曲ですが、ラトル&ベルリン・フィルはいとも簡単にクリアしてしまいます。

まず有名な「プロムナード」のトランペットから安心して聴けます。繰り返し出てくる「プロムナード」と各小品を交えながら段々盛り上がっていく曲ですが、ラトルによる多少遅めのテンポ設定により各パートを演奏する演奏家の名人芸をゆっくり堪能しながら最終曲である「キエフの大門」に向かってしり上がりに盛り上がっていきます。多少ゆとりのスペースを用意する事で余裕のある演奏となっており非常に充実感がある感動的な演奏でしたるんるん


アンコール
ショスタコービッチ バレエ組曲「黄金時代」から”ダンス”

ショスタコービッチをアンコールに取り上げるとはラトルらしいですが、テンポ&リズムが巧みな演奏でした。(これを聴くとこのコンビによるショスタコービッチの交響曲全集なんか聴きたくなりますね)



全体的に選曲&演奏とも楽しめる内容となっており、充分満足させていただきましたグッド(上向き矢印)。ちなみにCDは1月中旬に発売されるようで早速購入したいと考えております。




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posted by やったくん at 22:24| Comment(0) | TrackBack(0) | コンサート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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