2008年05月06日

ラ・フォル・ジュルネ金沢(2)

昨日も「ラ・フォル・ジュルネ金沢」に行ってきました。

聴いたのは小山実稚恵さんピアノ独奏の「ベートーヴェン ピアノ協奏曲<皇帝>」です。

5月5日(月)

本日も昨日に続いて「ラ・フォル・ジュルネ金沢」に参加します。


DSCN2305.JPG

さて本日は朝から音楽堂へ行きます。


最初に聴いたのが

音楽とお話でつづる セロ弾きのゴーシュ」です。

これはOEKメンバー(主人公はチェロ奏者の大澤氏)と語りに踊りを加えて宮澤賢治の名作「セロ弾きのゴーシュ」の世界を再現したプログラムとなります。

チェロの大澤氏のコミカルな演技と子供にも分かりやすい語りがマッチしており、我が娘を含めて子供にも好評のようで楽しいプログラムでした。


次は娘の希望で「大工で第九?」という工作のイベントに参加。

娘は竹で笛を作っておりました。



さらにメインのコンサートへ向かう途中地元高校ブラスバンドの演奏を堪能。

会場のノリもよく「音楽の楽しさ」を実感
(かなりの数無料演奏がありいたるところで音楽が鳴っている感じでこれは音楽好きにとっては幸せですね)


昼食後、本日のメイン公演に向かいます。

DSCN2306.JPG

本日は「指定席」を持っておりましたので昨日とは違いゆっくりと会場へ(ちょっとプチ・ブルジョア気分<笑>)

DSCN2307.JPG

会場へ入ると(昨日もそうだったのですが)ピットの横、後ろまで特設観客席が設置されております。


そしてメインのコンサート開始です。


「ベートーヴェン ピアノ協奏曲<皇帝>」

 ピアノ:小山実稚恵

 指揮:井上道義 

 オーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)


第一楽章

 冒頭のオケの強奏からメンバーの気合が感じられます。そして小山実稚恵さんのピアノが非常にサラリと入ってきます。パワーよりも華麗さに重点を置いたと思われ、自分としては「ドカーン」とくる演奏よりはるかにこちらの方が好印象。

 序奏が終わり曲の本体へ、小山実稚恵さんのピアノは弱音から強音まで自分の気持ちがストレートに音に反映されており素晴しい。丸くまとめようとする演奏はあまり好きではないのでこのような主張は好ましい。OEKのアンサンブルは非常に熱が入っており小山実稚恵さんのピアノとの掛け合いもポジティブな感じがあり協奏曲の世界を堪能させてくれましたるんるん


第二楽章

 この安らぎに満ちたアダージョである第二楽章。小山実稚恵さんはまごころを込めて一音一音紡いでおり非常に温かいピアノ。丁寧に奏でていくあたりは流石です。OEKはちょっと固めでしたがピアノをよく支えておりました。(ちなみに我が娘はこの楽章で爆沈眠い(睡眠)


第三楽章

 この華麗で迫力のある第三楽章、出だしの強奏からオケ、ピアノ共に全開。第二楽章最後の静寂から第三楽章冒頭の強奏へのいかにもベートーヴェンらしい対比が見事に再現されております。(我が娘はビックリして目覚めました。)ここからエンディングまでは小山実稚恵さんのピアノの独断場。グイグイオケを引っ張って、ピアノも活き活きと跳ねており鮮やかな音楽を奏でて聴いていて非常に満足。


全体の印象

 今回のコンサート大変満足しました。特に小山実稚恵さんのピアノは素晴しかったです。自分の音、主張、世界感をしっかりと持っており音楽家として成熟している感じがします。自分の席からはペダリングもよく拝見でき非常に勉強になりました。OEKもほぼ最終の公演という事もあり熱演でよかったと思います。(でもホルンは昨日に続いてやはりイマイチでしたが)

昔N女史のピアノでコンサートを聴いてから嫌いになった「皇帝」のイメージを変えてくれた演奏で感謝しております。


しかし「ラ・フォル・ジュルネ金沢」非常に楽しかったですexclamation

来年も開催されそうですのでぜひ観にいきたいと思います。





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posted by やったくん at 22:46| Comment(3) | TrackBack(0) | コンサート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんわ(^^)。
おおおっ、小山さんの皇帝ですか〜♪
小山さんの演奏はソロとコンチェルトを一回ずつ経験ありですが、躍動感も暖かみもあって楽しいですよね。皇帝も素晴らしかったようで。。。ワタシも聴きたかった(汗)。
井上道義さん(ミニ・コンサートのみ経験あり)+OEK(経験なし)も興味津々です。
Posted by 左党 at 2008年05月07日 22:05
お疲れ様でした!!
小山さんの皇帝、去年のお正月に聴きました^^ それにしても小山さんはタフですねー。金沢で皇帝を弾かれた翌日、東京でベト4ですから〜。そしてまったくお疲れの様子もなく、こちらもステキでした!!娘さん、2楽章で爆睡でしたか〜、何だか可愛い^^
Posted by がちゃ子 at 2008年05月08日 01:47
>左党殿

コメントありがとうございます。

小山さんよかったですね〜。20年の歳月を経て円熟した芸術家となっておりました。(二の腕の太さにも歳月を感じましたが,,,)

井上さんも上手な指揮者(京都時代よく聞きました)。OEKも(まだまだの部分が多いですが)少しづつ進歩しているようです。

また機会がありましたら一度聞いてやって下さい。

>がちゃ子殿

コメントありがとうございます。

ベト4も聴きたかったなあ。(ちなみにOEKも翌日朝東京の「ラ・フォル・ジュルネ」で演奏していたようでこちらもタフ)

しかし小山さんよかったです。今度来たらまたぜひ聴きに行こう。

ちなみに我が娘は天然系で「ジュニアのだめ」といった感じです。(笑)
Posted by 管理人 at 2008年05月08日 22:54
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