2008年04月03日

タワー メイド・イン・アメリカ/スラットキン&ナッシュヴィル交響楽団

アメリカの現代音楽など





タワー 管弦楽のための協奏曲、メイド・イン・アメリカ、タンボル スラットキン&ナッシュヴィル交響楽団

アメリカ人作曲家ジョーン・タワー(Joan Tower)の管弦楽曲集が今回聴いたCD。 先日発表されたグラミー賞のクラシック部門で「ベスト・クラシカル・アルバム?????????i?V?????j」に選ばれた一枚でもあります。

曲目は下記三曲で「管弦楽のための協奏曲」以外は世界初録音との事です。

メイド・イン・アメリカ
タンボル
管弦楽のための協奏曲


自分は現代音楽というと腰がひけてしまうところがあるのですが、特に無調音楽などはかなり抵抗感もあります。多少聴いてみて今回聴いた作曲家のジョーン・タワーは調性音楽であるようで「ほっ」としながら全曲通して聴きました。


聴き終えた第一印象は「いかにもアメリカらしい管弦楽曲」といった感じでしょうか。全体的に強奏部分が多く一言で言えば「パワフル」、緻密に構築された音楽というよりは、映画音楽のような外面的な効果重視に作曲されていると思われます。

メイド・イン・アメリカ」は「アメリカ・ザ・ビューティフル」の旋律を使った管弦楽曲。曲調はメリハリがはっきりしており、演出効果は高く聴きやすい曲となっております。「タンボル」は打楽器を中心とした曲となっており、バンバン打楽器が鳴っているのが印象的。「管弦楽のための協奏曲」は管弦楽曲にオケの楽器がからんでいく感じとなっておりオケが饒舌に語っております。

スラットキン&ナッシュヴィル交響楽団のコンビ、とにかくよくオケを鳴らしており録音もそういった方向をよくとらえていると思います。ただしアンサンブルの精度は多少大雑把な印象があります。


全体的に聴きこみたいという欲求にかられるほど曲が深くないのが残念(というか底が浅いとでも言いましょうか)。普通に聴く分には比較的誰にでも抵抗無く受け入れられそうな感じがします。率直に言って全体的に華やかな系統に入る演奏ですので、ガーシュインなどの作曲家のようにアメリカ的雰囲気は感じられませんが「アメリカ人好み」の曲となっておるのは確かでアメリカで評価されるのは分かるような気もします。(でも「グラミー賞」を受賞するほどの曲、演奏なのかはちょっと疑問符がつきますが)

特に「メイド・イン・アメリカ」はアメリカでは各州で演奏される人気だそうです。今時のアメリカを聴くにはよい一枚ではないでしょうか。



記事がおもしろいと感じたらポチッと押してください。

にほんブログ村 クラシックブログへ

人気blogランキングへ
posted by やったくん at 22:10| Comment(0) | TrackBack(0) | CD評・その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月19日

ドラマ「鹿男あをによし」サントラ

近頃家族で楽しんでいるドラマのサントラです





「鹿男あをによし」オリジナル・サウンドトラック


佐橋俊彦 - 「鹿男あをによし」オリジナル・サウンドトラック


フジ系で木曜夜10時からやっている「鹿男あをによし」のサントラが今回のお題の演奏です。


このドラマは「主題歌」と呼ばれるものがなく全編音楽のみで構成されております。作曲したのは佐橋俊彦氏でドラマ、特撮、アニメで活躍しており自分も好きな作曲家の一人です。

テーマとか主題とかモティーフなどがしっかりしておりなかなかよく出来ているサントラだと思います?O?b?h?i???????????j奈良の雄大な雰囲気もよく出ております。

特にエンディングが秀逸で素晴しい????????

今回見ている「鹿男」や以前やっていたドラマ版「のだめ」などもそうですが音楽もドラマを構成する上で重要な要素の一つであり、とってつけたような高音で歌い上げるような曲を安易にエンディングに「主題歌」としてもってくるスタイルはドラマの構成上どうなのかなかなと「鹿男のサントラ」を聴いていると思います。


さてこのドラマ1話目はイマイチだったのですが、2話目以降は次回が気になること気になること(笑)。大きく広げた謎をジクソーパズルのピースが埋まっていくように解決していくところなどよく出来ていると思います。(なんとなく夏目漱石の坊っちゃんに似ているような気もしますが)

ドラマはいよいよ明日が最終回です。いまから家族で楽しみにしております。
(観ていない方はDVDが発売されたらレンタルする事をオススメします)


このドラマを観た影響で今年は「奈良旅行」となりそうですが(笑)。


これまでの記事はこちらからどうぞ


記事がおもしろいと感じたらポチッと押してください。

にほんブログ村 クラシックブログへ

人気blogランキングへ
posted by やったくん at 21:30| Comment(2) | TrackBack(0) | CD評・その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月21日

ローザ 組曲『ベン・ハー』他 カンゼル&シンシナティ・ポップス

もう少しでクリスマス。でも「クリスマス・オラトリオ」の紹介ではございません。





ローザ 組曲『ベン・ハー』、『クォ・ヴァディス』、『キング・オブ・キングス』 カンゼル&シンシナティ・ポップス

クリスマスはキリストの生誕を祝う日なのですが、日本人は以外にキリストとはどんな人かという事を知らない人が多いです。

そこでクリスマスの日に家族で見るのにオススメのキリスト関連の映画をご紹介。





◎ベン・ハー

ローマ帝国時代にユダヤ人のベン・ハーの数奇な半生を軸に、キリストの生涯をクロスして描くアカデミー賞受賞作。戦車戦などみどころも多く家族で楽しむには丁度よいかも。






○キング・オブ・キングス

新約聖書におけるキリストの生涯を忠実に再現した映画。淡々とした映画ですがキリスト教が考えるキリスト像を知るにはよいと思います。


×パッション

これはキリストの最後を徹底的なリアリズムを元にメル・ギブソンが再現した映画で、あまりにも生々しすぎて正視出来る内容ではないです。これは家族向きではないですね。



とまあ映画はこれぐらいにして...

先に紹介した「ベン・ハー」「キング・オブ・キングス」は1940年代〜1960年代にかけて映画音楽作曲家として活躍したミクロス・ローザが作曲した曲となります。「ベン・ハー」ではアカデミー賞の音楽賞を獲得しています。

音楽自体はクラシック作曲家としても活躍していた人ですから「非常に重厚で感動的な曲」となっております。ただ録音は半世紀ほど前のものとなりさすがに古くて音質があまりよくありません。

ところがローザ自身が合唱つきの組曲としてまとめていたものがあり、それをカンゼル率いるシンシナティ・ポップスが演奏したのが今回紹介のCDであります。

映画の雰囲気を壊すことなく、音質も上質、映画音楽のベスト盤のような感じに仕上がっており映画を見た人にとっては非常に感動的な演奏といえます。特に声楽が含まれているため宗教的な雰囲気もよく味わえるのもうれしい限りです。

自分は好きな映画の一つである「ベン・ハー」のサントラが最新録音で聴けるとは思っていなかったので非常に満足しております。CDのジャケットも当時の映画のタイトルをモティーフにしたものとなっており、ファンにとってはこのような遊び心も楽しいです。




これまでの記事はこちらからどうぞ


こちらの方で他の方のクラシックブログがご覧になれます。興味のある方はどうぞ
にほんブログ村 クラシックブログへ

人気blogランキングへ
タグ:ベン・ハー
posted by やったくん at 22:30| Comment(2) | TrackBack(0) | CD評・その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月02日

ルパン三世 クロニクル スペシャル New Mix 2005

みなさんは先週の金曜日に放映されたルパン三世のTVスペシャルをご覧になったでしょうか?





ルパン三世 クロニクル スペシャル New Mix 2005

ルパン三世は世代を超えて愛されているキャラクターです。自分は結構ルパン通でして、TVシリーズの2ndシリーズ(ルパンの服が赤色)が好きです。特に大野雄二が作曲した曲が好きで、LPの頃から死ぬほど聴いております。

大野雄二作曲のルパン三世サントラは我がマイカーでも(子供も喜ぶので)よくかけるのですが、そこは30年前ぐらいの録音ですから音が古いのがいかんともしがたく不満でした。

この曲集は人気があるらしくいろんなメンバーがリミックスをカバーしているのですが、スカパラ演奏のテーマ以外は全体的にイマイチで不満解消とはいきません。

そこで発見したのが、作曲者大野雄二が自らリミックスした「ルパン三世 クロニクル スペシャル New Mix 2005」です。この音すごくいいです。????????

楽器の打ち込みなどバランスを上手くとっているため、最新の音とはいいませんが、現在聴いても違和感がない仕上がりとなっております。今までの録音では聴こえなかった打楽器系の音などもはっきりと聴こえます。

選曲は78年〜80年にかけて発売された3枚のサントラからのチョイスとなっております。音が特に古い78年も巧くリフレッシュされており個人的に満足です。サントラでは全曲入っていなかった「サンバ・テンペラード」も全曲聴けます。

夏のドライブのお供にでもどうでしょう?


こちらの方で他の方のクラシックブログがご覧になれます。興味のある方はどうぞ
にほんブログ村 クラシックブログへ

人気blogランキングへ
タグ:ルパン三世
posted by やったくん at 22:29| Comment(0) | TrackBack(0) | CD評・その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする