
が似合うそんなアルバムです。
ピアソラへのオマージュ/クレーメル(Vn)
アストル・ピアソラはアルゼンチンの作曲家。タンゴやクラシックなどを取り入れた独特の世界観をもっており
バンドネオンを用いる事でも知られております。
そのピアソラをいち早くレパートリーに取り入れたのが
クレーメル。その後ブームになり大量に発売されたCDの中でもベストの出来ばえとなっております。
ピアソラの音楽は聴いていると夜のナイトクラブや路地裏などが連想されるところがあり独特の哀愁が漂っております。一歩間違うとムード系の音楽になってしまいますがクレーメルが硬派なキレのよいシャープな音で全体を引き締めているため緩むことなく最後まで楽しめます。
1曲目の「
ミロンガ・アン・レ」の哀愁感(この曲だけでもクレーメルがピアソラにどれだけ共感を得て演奏しているかが感じられます)。次の「
ヴァルダリート」からはバンドネオンが登場。あとはヴァイオリン+バンドネオンをベースに構成を変えながら変化に飛んだアルバムとなっております。
特にお気に入りなのが3曲目に入っている「
オブリビオン」。出だしがコントラバスとピアノで静かにスタート。途中でバンドネオンが入ってきて曲調に深みが加わります。そしてクレーメルのヴァイオリンが哀愁の旋律を歌い上げて濃密なアンサンブルに。この旋律は夜に聴くのにはピッタリです。
グロルヴィゲンの奏でるバンドネオンも秀逸。ピアソラの曲においてバンドネオンが果たしている役割がよく分かります。
久々に聴きましたがやはりいいアルバムです

。ピアソラの音楽は日本人の感性に響く音楽だと感じました。
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posted by やったくん at 22:15|
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