2008年01月30日

ピアソラへのオマージュ/クレーメル

??が似合うそんなアルバムです。


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ピアソラへのオマージュ/クレーメル(Vn)


アストル・ピアソラはアルゼンチンの作曲家。タンゴやクラシックなどを取り入れた独特の世界観をもっておりバンドネオンを用いる事でも知られております。

そのピアソラをいち早くレパートリーに取り入れたのがクレーメル。その後ブームになり大量に発売されたCDの中でもベストの出来ばえとなっております。

ピアソラの音楽は聴いていると夜のナイトクラブや路地裏などが連想されるところがあり独特の哀愁が漂っております。一歩間違うとムード系の音楽になってしまいますがクレーメルが硬派なキレのよいシャープな音で全体を引き締めているため緩むことなく最後まで楽しめます。

1曲目の「ミロンガ・アン・レ」の哀愁感(この曲だけでもクレーメルがピアソラにどれだけ共感を得て演奏しているかが感じられます)。次の「ヴァルダリート」からはバンドネオンが登場。あとはヴァイオリン+バンドネオンをベースに構成を変えながら変化に飛んだアルバムとなっております。

特にお気に入りなのが3曲目に入っている「オブリビオン」。出だしがコントラバスとピアノで静かにスタート。途中でバンドネオンが入ってきて曲調に深みが加わります。そしてクレーメルのヴァイオリンが哀愁の旋律を歌い上げて濃密なアンサンブルに。この旋律は夜に聴くのにはピッタリです。

グロルヴィゲンの奏でるバンドネオンも秀逸。ピアソラの曲においてバンドネオンが果たしている役割がよく分かります。

久々に聴きましたがやはりいいアルバムです????????。ピアソラの音楽は日本人の感性に響く音楽だと感じました。



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2008年01月18日

ライア&ソネット 村治佳織&ザ・シックスティーン

本日はいろいろ疲れました。こういう時には癒し系の曲がいいですね。






ライア&ソネット 村治佳織&ザ・シックスティーン

若手人気女流ギタリストの村治佳織がイギリスで活躍するコーラスグループのザ・シックスティーンと競演したコラボレーションアルバム。

聴く前はあまり相性がよいコラボレーションとは思えなかったのですが、一曲目を試聴してコーラスに圧倒され、村治佳織のギターが非常にマッチしていたので気に入って購入した次第であります。

選曲はルネッサンス期などの曲が中心ですが、「アルハンブラの想い出」、「パッヘルベルのカノン」など有名曲も散りばめられており誰にでも楽しめるものとなっております。

ザ・シックスティーンの歌うコーラスがまず清らかで透明感のある透きとおったハーモニー、それにさりげなく村治佳織の奏でるギターの音色が加わって行き何ともいえぬ心地よい世界が広がっていきます????????。このように清涼感の漂う演奏を聴くと落ち着きますね。

村治佳織のギターは自分が想像したのとは違い以外に端正な響きで非常に安定感があり今回のアルバムにはピッタリの音色だと思います。

教会で録ったと思われる録音も優秀。空間の再現力があり教会の中でミサでも聴いているような気分になります。

体の力を抜いてのんびり聴いていると演奏が何周もしていきそうな演奏です。このコラボ成功だと思います。


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2007年11月04日

海へ〜高木綾子 meets 福田進一

コラボレーションは不思議な効果をうむことがあります。





海へ〜高木綾子 meets 福田進一

今回紹介するCDは若手フルート奏者である高木綾子とベテランクラシックギター奏者の福田進一の異色のコラボによる演奏です。

選曲はピアソラ、ラヴェルに武満徹に至るまでとバラエティに富んでいます。

演奏はフルート独特のかすれた味わい深い音をクラシックギターの温かみのある音色が優しく包み込んでおり非常に癒されます

高木綾子が奏でるフルートは真摯な演奏で好感が持てます。福田進一のギターは落ち着きがあり出過ぎることは全然ありません。しかしこのギターの演奏はサポートに徹しているにも関わらず非常に印象深いです。これは二人のコラボが非常にバランスがよく絶妙なハーモニーを醸し出している事を示しているように感じます。

ちなみに自分が特に好んで聴くのが

ボーリング アイルランドの女

という小品で聴いていると優しい気持ちになります。

録音しているのがスペインという事もあり、開放的な海をイメージさせる演奏に仕上がっており、のんびりと聴いているとリラックス出来るのではないでしょうか。


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