最近ハイティンクの指揮、円熟した音楽を醸し出していると思う。
正直コンセルトヘボウを振っている当時から華のあるタイプではなかったし、彼の音楽自体ははっきりいって地味でおもしろみにかける。
でも彼の音楽、堅実にしっかりと聞かせてくれるし、彼の人柄もあってか、非常に温かみのあるふくよかな響きをもっており、ゆっくりと音楽に浸りたい場合などに取り出す機会が多いのも彼の音楽。
最近ハイティンクの新譜で期待しているのがシカゴ響を振った「リヒャルト=シュトラウス 交響詩 英雄の生涯」である。
R.シュトラウス『英雄の生涯』、ヴェーベルン『夏風のなかで』 ハイティンク&シカゴ交響楽団
彼自身、1970年にコンセルトヘボウを振った演奏がありまして、その演奏以前当ブログでも取り上げた際に「非常にオーソドックスな演奏」と紹介した演奏。
そんなハイティンクが2008年にライブで、38年振り!に再録音したのが今度発売されるシカゴ響との演奏。
シカゴ響自身同曲のアメリカ初演をした名門オケ。
ハイティンクの円熟の技、極上のサウンドはいかに、今からこう期待。
ちなみにカップリングのヴェーベルンはシカゴ響発録音。

